【子育て】未就学児におすすめ! B 型夫婦が公文式(くもん)を選んだ 5 つの理由

子育て

こんにちは,B 型夫婦の妻・ユーママです。

私たちは息子(年中)と娘( 2 歳)を育てる共働き夫婦です。

共働きのご家庭が,子供に習い事をさせるのはとても大変ですよね。

我が家の息子は,平日週 2 回公文式(くもん)に通い,土曜日にスイミングに通っています。

娘も今後同じように公文式(くもん)とスイミングを始める予定です。

今回の記事では,我が家が公文式(くもん)を選んだ 5 つの理由についてお話したいと思います。

この記事がおすすめなのはこんな人

  • 学習系の習い事をさせたいが何を選んだらいいのか分からない
  • 公文式(くもん)に興味がある
  • 未就学児が公文式(くもん)をするメリットが知りたい
  • 具体的にどのように学習が進んでいくのか知りたい

ご興味のある方は,ぜひ最後までご覧ください。

公文式(くもん)について

始めに公文式(くもん)の概要について簡単にお話します。

公文式(くもん)は 1954 年,当時高校の数学の教師だった公文公(くもんとおる)が,小学校 2 年生の長男のために作った自習形式のプリントが始まりだそうです。

KUMONオフィシャルサイトによると,現在公文式(くもん)は,

世界 59 の国と地域(日本含む)にまで拡大しており( 2021 年 9 月時点),

日本国内の教室数だけでも 15,800 教室( 2021 年 3 月時点)を数えるまでになっているそうです。

2017 年時点での日本国内の小学校数は約 20,000 校(文部科学省の統計データより)となっていますので,

公文式(くもん)の教室数の多さがうかがえます。

B 型夫婦が公文式(くもん)を選んだ 5 つの理由

公文式(くもん)を選んだ 5 つの理由
  1. 学習習慣を身につけるため
  2. 自分で学ぶ姿勢を身につけるため
  3. 小学校入学前にある程度先取り学習をしておきたかった
  4. 家の近くに教室があるため通いやすいから
  5. 兄妹一緒に通わせたかったから

学習習慣を身につけるため

別の記事でもお話したのですが,我が家は子供 2 人に中学受験を考えています。

中学受験を見据えて未就学児のうちに何ができるのかを考えた時に,まずは無理なく学習習慣を身につけることが必要であると考えました。

公文式(くもん)は,算数・数学,国語,英語の 3 教科の中からそれぞれ必要な科目を選択して学習を行います。

基本的に何教科受講しても週 2 回教室に通い,教室のない日には各自家庭で宿題をこなす必要があります。

幼児期に週 2 回教室に通い,さらに家庭で宿題をするなんて本当にできるのか?

と思われる親御さんも多いかと思います。

実際私たちも本当にできるようになるのか心配でした。

我が家の息子の場合,年少になるタイミングで公文式(くもん)を開始し, 3 教科すべて受講することを選択しました。

3 教科学習するといっても,初めのうちは 3 つ合わせて毎日 15 ~ 20 分くらいが限界でしたが,

コツコツ毎日学習を積み重ねることで,

今では 1 日 30 ~ 40 分,長い時は 60 分くらいは集中して勉強しています。

自分で学ぶ姿勢を身につけるため

公文式(くもん)では、年齢や学年にとらわれず、一人ひとりの力に応じた「ちょうどの学習」を行い,学年を越えてプリントが進んでいきます。

この「ちょうどの学習」とは,

ちょっとしんどいががんばればやれないこともないくらいの負荷をかけること

を指すそうです。

基本的に公文式(くもん)では問題の解き方は教えてくれません。

教材自体が,非常に細かいスモールステップをふむことで,自然と自分の力でできるように作られています。

教材を自分で読み、考え、解き進んでいく「自学自習」形式で学習を進めていきます。

私自身,子供が宿題をするのをそばで見ているのですが,教えることはありません。

逆にプリントを見ながら,こういうステップをふめば小さい子供でも理解できるようになるのかと毎回感心しています。

「自学自習」が基本と言っても,未就学児が一人で学習することは難しいため,

教室では専門のスタッフがつき,しっかり学習をサポートしてくれます。

そして,少しでもできたら大げさに褒めてくれます。

息子は先生にたくさん褒められるのが嬉しいようで,教室に行くのを嫌がったことは一度もありません。

小学校入学前にある程度先取り学習をしておきたかった

同じような年齢の子供をお持ちの親御さんであれば,

小学校入学前に正しく鉛筆を持ちひらがなが書けたり,数についてもある程度理解している方がいいのではないかとお考えではないでしょうか?

ですが,実際,家庭でひらがなや数を教えるのってどうしたらいいのか分からないですよね。

我が家の息子(年中)は,公文式(くもん)を始めてもうすぐ 2 年になります。

進度は特別早いわけでもなく,遅いわけでもなくといった具合ですが,

  • 算数・数学→ A 教材(≒小 1 レベル)
  • 国語→ 3A 教材(≒幼児レベル)
  • 英語→ D 教材(≒小 4 レベル)

(※教材の頭についているアルファベットは A ≒小 1 ,B ≒小 2 ,C ≒小 3・・・ にだいたい対応しているとのことです。)

現在,上記教材に取り組んでいます。

進度に関しては,その教室の指導者の方針も大きく影響するようです。

なかには未就学児のうちに G 教材(≒中学生レベル)以降まで進んでいるお子さんもいますよね。

我が家の息子の場合,3 教科すべて受講しているため,そこまで早く進めることは難しそうです。

我が家は中学受験を考えているため,できれば,

中学受験塾に入塾する小学校 3 年生の夏頃までに,F 教材(≒小 6 レベル)まで修了しておきたい

ということは指導者の先生にお伝えしています。

家の近くに教室があるため通いやすいから

夫婦共働きの場合,送迎のしやすさも大事になってくると思います。

公文式(くもん)は,前述したように全国に15,800教室もあるため,

自宅から近い教室を選べば,比較的通いやすいというのもメリットではないでしょうか。

初めのうちは,教室での学習時間が 1 回 15 分とか 20 分くらいだったので,

一旦家に帰る時間もなく,教室の中や外で待っている時期もありました。

今は入退室のメールが届くので,教室に送り届けた後一度家に戻り,退出のメールが届いたらお迎えに行くという流れになっています。

お迎えが来るまで,教室で絵本を読んだりしながら待たせてもらえるので大変助かっています。

兄妹一緒に通わせたかったから

学習系の習い事をしようと考えた時,他に大手進学塾の幼児教室にも体験に行ったのですが,

その幼児教室は学年ごとにクラス分けがされており,時間も学年ごとに固定されていました。

公文式(くもん)は,基本的に自学自習のため,

小学生になれば自分の好きな時間に教室に行き,その日のプリントを各自こなして帰るという形になり,

学年問わず同じ教室,同じ時間帯で学習することになります。

未就学児に関しては専門のスタッフがついてくれる関係で,教室に行く時間が決まってきますが,

兄妹がいる場合は学習時間についても考慮してくださいます。

(※この点は教室によって対応も違ってくると思いますので,実際通われる予定の教室にご相談ください。)

学年問わず同じ教室で一緒に学習を進めるということは,

年上の先輩たちが自ら進んで学習に取り組む様子を目の当たりにすることになります。

小さい子供たちにとって,そういった環境で学ぶことはとてもいい刺激になるのではないかと思います。

おすすめの書籍「なぜ,東大生の 3 人に 1 人が公文式なのか?」

公文式(くもん)を選ぶにあたって

おおたとしまささんの著書 「なぜ,東大生の 3 人に 1 人が公文式なのか?」

を参考にさせていただきました。

筆者はまず冒頭,

「世界中の子供たちが通い,東大生の1/3が通った教室が目の前にあるのに,それを無視するだけの確固たる教育方針や教育メソッドがおありですか?」

おおたとしまさ著書「なぜ,東大生の3人に1人が公文式なのか?」祥伝社 2017年2月発行

という問いかけをされています。

我が家にそんな教育方針や教育メソッドはない!と思いながら,この本を読みすすめました(笑)

この本では,公文式(くもん)をするメリットやデメリットを,

実際に公文式(くもん)を受講していた本人や親御さんなどの体験談として,

また中学受験専門の塾講師の方などから見た意見なども交え紹介されており,

公文式(くもん)を選ぶにあたって大変参考になりました。

公文式(くもん)について,以下のように筆者はまとめています。

便宜上,算数・数学に限って言えば,公文式とは,子供の能力のごくごく一部である「計算力」を効率よく向上する目的に特化して作られた究極的にシンプルな「専用ツール」である。それ以上でもそれ以下でもない。

しかしそのツールを使いこなす過程において,副産物がもたらされる。コツコツと続ける力,そして,教えてもらうのではなくヒントから類推し自ら気付く力。すなわち「学習習慣」と「自学自習」の姿勢である。

(中略)

公文式に振り回されるのではなく,公文式を子供の成長や学びの体験を支える1つのツールとしてうまく活用できるのなら,害になることは少ないはずだ。

(中略)

大切なのは「やる・やらない」よりも「目的と理由」

おおたとしまさ著書「なぜ,東大生の3人に1人が公文式なのか?」祥伝社 2017年2月発行

この本のおかげで,

学習指導要領に沿わない,ある種特殊な公文式(くもん)という学習塾をどう活用していくか,

そして我が家の教育方針について改めて考えるきっかけになりました。

まとめ

公文式(くもん)について,いろいろなご意見があることはもちろん知っています。

私たち夫婦は,今のところ指導者の先生にも恵まれ,毎週楽しそうに教室に通う息子の姿を見ていると,

心から 「やっててよかった 公文式」 と思っています。

学習習慣もしっかり身についてきましたしね。

妹もそんな兄の姿を見て,「お勉強する!」と言って毎日一緒に机に向かっています。

公文式(くもん)に通うかどうか迷われている方は,

まずは,年に数回行われている無料体験学習や,夏の特別学習といったイベントを利用して実際に教室に足を運んでみることをお勧めします。

この記事が少しでも同じような子育て世代の皆様のお役に立てると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました